日時:平成27年5月22日(金)
場所:当院研修室
参加者:院長・冨田・泉井・豊栖・林・眞嶋・勝村・士長・小杉・�蛹エ・河崎・楠
テーマ:総義歯 発表者:DR林
・総義歯治療の目標(上下顎)
・覚えておくべき解剖学的ランドマーク
・印象採得
無圧印象・・・・粘膜の静止状態
加圧印象・・・・咬合力が加わった状態
選択的印象・・・部位により、圧を調節
・スペーサーと遁路を利用する方法
・緩圧したい部分に遁路を設ける方法
(加圧部にコンパウンドを用いる
イソコン→急硬化 ペリコン→徐硬化)
・概形印象
注意点・・・・・上顎結節の頬側面、下顎臼歯部の舌側
ポイント・・・・概形が左右対称か
出るところとくびれるところは適切か
解剖学的指標は含まれているか
下顎舌側に顎舌骨筋線を含み、まっすぐか
・ミラーで確認、座位、印象材かため
頬側、舌側の高さが等しいか
・外形線の設定
上顎結節の頬側は義歯の維持に重要である
レトロモラーパッド1/2〜1/3をおおう
・個人トレー
顎堤に適合するように、ブロックアウト量は最小にする
機能的印象を採得しやすい形態に
・筋圧形成
ポストダム・・・筋圧中立帯に位置させ、維持力を高める
吸着ポイント・・折り返し点、やわらかいところ、まるみのあるところ
・最終印象の方法
吸着ポイント・・下顎の舌下腺部
・咬合床の浮き上がりの原因とその防止法
・咬合採得の手順
注意点・・・・・前咬みによるズレ、ろう堤同士の滑り、転覆
・ろう義歯試適
・義歯set
set後・・・・義歯粘膜面の痛み、咬合関係の不調和
≪症例≫
・咬合圧が強く、義歯が割れる患者
ゴシックアーチ利用
治療用義歯で顎位を安定すべきであった
注意点・・・・・配列時、できるだけ舌側、口蓋側に並べる
書記〈研修医・眞嶋〉