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2015/05/23
DR勉強会


日時:平成27年5月22日(金)

場所:当院研修室
参加者:院長・冨田・泉井・豊栖・林・眞嶋・勝村・士長・小杉・�蛹エ・河崎・楠



P1000043 P1000044


テーマ
:総義歯  
発表者:DR林




・総義歯治療の目標(上下顎)

・覚えておくべき解剖学的ランドマーク

・印象採得


  無圧印象・・・・粘膜の静止状態

  加圧印象・・・・咬合力が加わった状態

  選択的印象・・・部位により、圧を調節

・スペーサーと遁路を利用する方法

・緩圧したい部分に遁路を設ける方法

 (加圧部にコンパウンドを用いる

  イソコン→急硬化 ペリコン→徐硬化)



・概形印象

  注意点・・・・・上顎結節の頬側面、下顎臼歯部の舌側

  ポイント・・・・概形が左右対称か

          出るところとくびれるところは適切か

          解剖学的指標は含まれているか

          下顎舌側に顎舌骨筋線を含み、まっすぐか

・ミラーで確認、座位、印象材かため

          頬側、舌側の高さが等しいか


・外形線の設定

  上顎結節の頬側は義歯の維持に重要である

レトロモラーパッド1/2〜1/3をおおう



・個人トレー

  顎堤に適合するように、ブロックアウト量は最小にする

  機能的印象を採得しやすい形態に



・筋圧形成

  ポストダム・・・筋圧中立帯に位置させ、維持力を高める

  吸着ポイント・・折り返し点、やわらかいところ、まるみのあるところ



・最終印象の方法

  吸着ポイント・・下顎の舌下腺部



・咬合床の浮き上がりの原因とその防止法



・咬合採得の手順

 注意点・・・・・前咬みによるズレ、ろう堤同士の滑り、転覆



・ろう義歯試適



・義歯set

  set後・・・・義歯粘膜面の痛み、咬合関係の不調和




≪症例≫

・咬合圧が強く、義歯が割れる患者

  ゴシックアーチ利用

  治療用義歯で顎位を安定すべきであった

  注意点・・・・・配列時、できるだけ舌側、口蓋側に並べる






                  書記〈研修医・眞嶋〉

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