精密根管治療

藤浪歯科の根管治療は
歯科用CT・マイクロスコープによる精密根管治療が可能です

歯の根(神経)の治療は、とても複雑で高度な技術が求められますが、当院は歯科用CTを使用した的確な診査・診断をもとに、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)で患部を拡大することで、精密な診療を行います。
他院で抜歯と診断された方も、歯を残すことができるかもしれませんので、歯の根の治療でお困りの方は、一度当院へご相談ください。
※マイクロスコープの標準使用は原則自由診療となります。
ご予算に応じて、通常の保険診療も行っております。
マイクロスコープとは?
マイクロスコープは20倍の倍率で対象物を見ることができるため、肉眼ではとらえきれないものもしっかり見ることが可能になります。

  • 1mmの幅もない根管には細い神経の穴(根管孔)が3~4本もあります。これを肉眼で確認するのは不可能に近い作業です。
    しかし、マイクロスコープを使えばこの1mm足らずの根管内が20倍もの大きさに拡大されて見えるだけでなく、LEDライトが術野を明るく照らします。これにより取り残しの薬剤や肉眼では見えなかったひび割れ、更には根っこの先の穴も確認することができるのです。

    また、見つけることが困難な上顎第1大臼歯の4番目の根管孔は肉眼では18.2%の発見率が、マイクロスコープを用いることで93.7%が発見できたという報告があります。
    治療の精度が飛躍的にアップするので、確実な根管治療には欠かせない最新の歯科治療機器です。
正確な診断・処置が可能です
「マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)」を用いることで、肉眼の20倍の倍率で患部を診て正確な診断・治療を行うことが可能となりました。

  • 前述したとおり根管内は非常に細かく複雑な構造になっているため、従来の肉眼だけの勘や経験を頼りにした治療では限界があります。
    そこで開発されたのが「マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)」というもので、肉眼の20倍の倍率で患部を診ることができます。
    これを使用することによって今まで肉眼で確認できなかった患部を目でしっかり確認でき、正確な診断・正確な治療を行うことが可能となりました。

    精度の高い治療が実現できたことで、再治療の確率がぐんと低くなったことはもちろん、抜歯が必要だと診断された方もこの精密な根管治療を受けていただくことで、歯を残せるケースも増えてきました。
    当院ではこの根管治療を、歯を残したい方の治療の1つの選択肢としてご提案させていただいております。
日本の歯科医院での導入率は10%未満です
本当に精密な根管治療を行える歯科医院は数少ないのが現状です。

  • 歯内療法は高度な技術を伴う治療のため、アメリカにおいての根管治療の専門医は、1998年にマイクロスコープを使用することを義務付けられています。
    しかし、歯科医院でのマイクロスコープの導入が近年増えたといわれる日本でも、導入率は10%に満たないといわれており、本当に精密な根管治療を行える歯科医院は数少ないのが現状です。

    こうした顕微鏡の使用による歯内療法の進歩にはめざましいものがあるため、当院では積極的に取り入れ、根管治療に悩む患者さんを一人でも多く治療していきたいと考えております。

根管治療について

根管とは?
根管は、血液や神経を通す「管」

  • 歯は目で見える部分以外にも、歯茎・顎の骨にどっしりとした「根」をおろしています。この「根」はトンネルのようになっており、中には歯に栄養を取り込むための血管や神経が通っています。それらが口の中に取り込んだものの熱さや冷たさ、痛みなどを感じる役割を持っています。
根管治療が必要な状態とは?
むし歯が進行すると、根管治療が必要になります

  • むし歯は進行する途中で止められたら一番なのですが、進行してしまうと表面の白いエナメル質や象牙質を溶かしきって、歯の内側(根管)に流れている血管や神経に細菌が到達してしまいます。特に神経が細菌に感染してしまうと、ゆくゆくはその神経が死んでしまい、歯を抜歯せざるをえなくなることもあります。
    その抜歯を食い止めるために行う治療が「根管治療」です。

根管治療の流れ

  • Step1 カウンセリング・検査
    まずは患者さんの症状やお悩みなど、お話をお伺いいたします。 根管は複雑な作りをしているため、状態を精密に調べるために、歯科用CTを使ってレントゲン撮影を行います。検査後に患部の状態や治療法、治療費などについて詳しくお話させていただき、患者さんの同意を得ましたら治療を本格的に進めてまいります。
  • Step2 根管の清掃
    マイクロスコープを使用しながら、細菌に感染している歯質や歯髄を完全に取り除きます。この時、根管の長さや構造をしっかり把握できるように「根管長測定器」なども用いて治療にあたります。
  • Step3 根管の洗浄・消毒
    薬剤を使用し根管の洗浄・消毒を行います。また、症状に合わせて薬剤などを詰めることがあります。
  • Step4 専用の薬剤で根管を埋める
    処置後に痛みや炎症などがないことを確認したら、空洞になっている根管に専用の薬剤を詰めて蓋をします(根管充填)。
    自由診療の根管治療は通院回数を減らす事が出来ます
    【根管治療は回数が少なければ少ないほど良いといわれています。】
  • Step5 歯に被せ物をする
    根管の治療が終わりましたら、穴の開いたところを防ぐために被せ物の型取りを行います。患者さんに合ったクラウンが出来あがりましたら、装着し、噛み合わせなどを確認すれば治療完了です。

    被せ物につきまして
    被せ物には様々種類がございます。患者さんの症状に合わせて適切なものをいくつかご提案いたします。
  • Step6 メインテナンス
    根管治療を行った歯は、治療の際に歯の内部を削る必要があるため神経が残っている歯に比べて折れやすくなります。
    また、痛みを感じないため、むし歯等が進行しても自分では気づく事が出来ません。
    出来るだけ適合の良い被せ物で蓋をして、再治療や新たな疾病にかからないように定期的にメインテナンスを受けることがとても大切です。

お気軽にお問い合わせください

当院では皆さまが「お口の中で気にされていること」を改善できるよう尽力いたします。
お悩みや分からないことがおありの際は、お気軽にご相談ください。