昨年末から今年にかけて桃山学院高校サッカー部よりご依頼いただき、全部員(当時1・2年)のMGを
作製させていただきました。
30名以上のMGを一時期に作製するのは、開業38年にして初めての経験で、
診療所全スタッフ(DR・DT・DH・DA)総動員のお陰で、約1ヶ月で引き渡すことができました。
その間、様々な問題が発生しました。
・30名の部員への治療前検診・予防教育
・検診後「う蝕処置」の必要な部員への対応・・(他府県よりの遠距離通学者もおられたので)
・処置に伴う保護者への連絡と説明
・上顎前突の部員への対応・・等々
そのたびにスタッフと共に考え、歯学部のMG専門の先生にご教授頂き何とか完成することが出来ました。
その後、2019年4月よりインターハイ 大阪予選が始まり、
4月28日に開催された5回戦には妻と二人で応援に行き、快勝。
5月6日の6回戦は大阪桐蔭戦でしたが、残念ながら観戦することが出来ませんでしたし、
残念ながら敗退してしまいました。
(これより先は見ておられた監督のお話)
その桐蔭戦の試合中にハプニングが起こりました。
相手チームの選手とコンタクトプレーになり激しくぶつかったそうです。
その時、相手方の選手は脳震盪を起こして救急車で運ばれたそうですが、
MGを装着していた桃山学院の選手は無傷でそのまま試合を続行していたそうです。
(その時の状況を是非当事者の選手に聞いてみたいと思っています)
7月になったら今年入学した1年生部員のMG作製が始まる予定ですが、前回の経験をいかして、よりスピーディに完成させ、来年は是非全国大会の応援に駆け付けたいと切に願っております。