コロナウイルスによる緊急事態宣言も解除されてじょじょに日常が戻ってきました。まだまだ気を抜いてはいけませんが、少しホッとしています。
緊急事態宣言中は外出自粛ということもあり、久々に読書でもしようかと実家の本棚をごそごそ探ってみました。すると小学生の頃に夢中になって読んだ懐かしい本がたくさん出てきました。その中でも今でも覚えている本を少し紹介したいと思います。
�@ ジャングルの少年
アマゾン川で船が故障してしまい、船を修理する間に主人公が現地の少年とともに食料や資材を調達するという内容です。ジャングルでのいろいろな動植物との出会いや、生活の知恵などがが描かれています。例えば、喉が乾いたら生えている蔓を切って中から出る水を飲むんだよとか、パイナップルに蜂蜜かけると最高のデザートだよとか、亀の卵のゆで卵は塩味が付いていて塩いらずだよとか(覚えているのは食べ物に関してだけ・・・)小学生ながら非常にわくわくしたのを覚えています。
�A コンチキ号漂流記
ノルウェーの学者が自分の学説を証明するために南米ペルーからポリネシアまではるばるいかだで太平洋を横断するという話です。この本のすごいところは上の本とは違い、正真正銘のノンフィクションだということです。覚えている内容はというと、空腹の時は網でプランクトンを集めてお粥みたいにして食べられるよとか、イカはエビとゴムを混ぜたような味がして食べないよとか、トビウオとシイラという魚が美味だとか(相変わらず覚えているのは食べ物に関してだけ・・・)です。
あのころは読みながらいろいろと想像し、お腹がぐうぐうとなっていたのでしょうか。久々に手に取りパラパラとページをめくると懐かしく、少年時代に戻った感覚で楽しめました。最近はネットとスマホがメインとなってしまい、なかなか本に触れる機会が少なくなってしまっていたので、本を手に取り、読むということはとてもいいことだと改めて実感しました。
まだまだ気を抜ける状況ではないですので、手洗いうがい、3密回避など気をつけていきたいと思います。
非常勤 富田