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- 歯科コラム
- 2020/11/20
- レーザー治療とは
レーザー(Laser)と言うのは:
Light
Amplification by
Stimulated
Emission of
Radiation
の頭文字からとった合成語で誘導放出による光の増幅と言う意味です。
当医院の使用しているレーザーは、炭酸ガス(CO2)レーザーです。生体にたいして最も 安全と言われている種類のレーザーです。
医療に欠かせない【レーザー】
治療時の痛みは誰にとってもストレスです。
痛みは 「受診そのものへの恐怖心」 や 「受診の目的(主訴)」 の大部分を占めていることも多く、これをいかに取り
除けるかが医療にとって重要な課題です。
ペインコントロール(疼痛緩和、疼痛管理)療法に多く用いられているレーザ治療は、歯科以外にも、眼科・耳鼻科・
皮膚科・整形外科はもちろん美容分野でも普及しており、医療に欠かせない治療方法の一つとなっています。
光について
光と言うと、目に見える「可視光」ばかり想像しがちですが、見えない領域の光もあります。「可視光」は太陽光をプリズムに当てると見られる 赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の七色(虹の色)が挙げられます。これ以外の、人間の目には見えない光を「赤外線」「紫外線」と言います
レーザー(LASER)とは
光を増幅して強くした一定の光のことです。
どの光を増幅するかによって、違ったレーザー光を作ることができます。ですから、レーザーには様々な種類があるのです。
医療に用いられるレーザーは、その治療目的に応じた光の種類とエネルギー量を選んで開発されています。
歯科用レーザーと身体にいい「遠赤外線」
歯科用レーザーには 現在、「可視光レーザーと赤外光レーザー」が厚生労働省の許認可を得て市販されています。
その中でも炭酸ガス(CO2)レーザーは、最も波長の長い「遠赤外線」域にあり、様々な治療効果が報告されています。歯科で最も普及しているのはこの種類のレーザです。広く知られるところでは、血行をよくする、疲労回復に効果がある、難病を治すとまでいわれ、遠赤外線治療器はもちろん、ヒーター、サウナ、サポーター、下着など様々な種類の商品があります。
遠赤外線は、目に見えず、水の分子にされると共振することで内部エネルギーが上がり温度が上昇します。そして、カラダの細胞組織と共鳴作用を起こして発熱することで「温かさ」や「熱さ」を感じます。毛細血管が拡張し、血液循環が活性化して新陳代謝が促進されます。その結果、組織を再生する力(生化学反応)が高まるため、治療効果が上がると言われています。さらに異常興奮した知覚神経を抑制したり、自律神経機能を調節する効果があることもわかっており、レーザによるツボ刺激が鍼灸より効果的であるという報告もあります。
炭酸ガスレーザーの得意な効果としては:
-
痛みをとる
-
傷・炎症を速く治す
-
免疫機能を高める
レーザーは基本的に 「無麻酔・無痛」 です。また、副作用が少ないので、妊娠中の方や高血圧の方・心臓疾患でワーファリンを服用されている方・人工透析されている方などでも、ドクターの適切な診断と治療・指導のもとでレーザー治療を受けていただくことができます。
(症例によっては稀に麻酔が少量必要だったり、多少痛みがある場合もあります)
レーザーはこんなことが得意です:
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