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歯科コラム
2023/03/09
乳歯と永久歯

日ごとに暖かさを感じられるようになりましたが、いかがお過ごしですか。

子どもの歯は、大人と比べると、虫歯になりやすいため、普段から虫歯にならないための予防をしっかりと行うことが大切です。

そのひとつとして、シーラントと呼ばれるものがあります。

シーラントとは生えたばかりの奥歯が虫歯にならないように奥歯の溝にフッ素成分配合のレジン素材で埋めることで、

汚れが溝に入り込まないようにする処置のことです。


生えたばかりの乳歯、永久歯は歯の質が弱く奥歯の溝が深い、成長途中で歯の背丈が低いなどの点から歯ブラシが届きにくく虫歯になりやすいです。

シーラントを行う時期としては、

乳歯の奥歯が生えてくる時期:34歳頃

奥歯の永久歯が生えてくる時期:56歳頃

むし歯になりやすい12歳臼歯が生えてくる時期:12歳頃

が目安となります。

シーラントは歯を削ることなく保険治療でできますが、永久的なものではありません。

普段のお食事や歯磨き等で少しずつ削れたり欠けたりするため、定期的にメンテナンスでチェックをする必要があります。

子どもの虫歯は、治療をせずに放っておくと、これから生えてくる永久歯の形成や歯並びなどに、

さまざまな影響を与えてしまいますので、早期予防、治療がとても重要になります。

お子さまのお口の健康を守るためにも、定期的に歯科検診を受け、虫歯を予防することが大切です。


久保

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