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- 歯科コラム
- 2024/12/09
- 舌磨きとは
今年もとうとう残りひと月となりました。
お変わりありませんでしょうか?
みなさん歯磨きはされていると思いますが、舌磨きはされていますか?
舌の表面は小さな凹凸があり、汚れや細菌が多く付着しています。
これが白く苔状に見えることから舌苔と呼ばれています。
薄く舌苔があるのは正常ですが、舌苔が舌全体に厚くなると菌の温床となります。
その為、舌磨きをすることにより、口臭、インフルエンザやコロナなどの感染症、誤嚥性肺炎の予防につながると考えられています。
さて、正しい舌磨きの方法ですが、
①舌磨きは1日1回起床後に行う
舌はデリケートで傷つきやすい為、1日に何度も舌磨きをすると舌の表面を傷つけてしまいます。
また、睡眠時は唾液の分泌量が低下する為、起床時は口の中に細菌が最も多い状態です。
なので舌磨きは1日1回起床後に行ってください
②舌ブラシやジェルを使う
一般的な歯ブラシは毛先が硬くなっている為、舌磨きとして使用すると舌を傷つけることがあります。
舌への刺激を抑えるために、舌磨きには歯ブラシではなくブラシを、歯磨き粉ではなく舌磨き用のジェルを使うようにしましょう
③舌の奥から舌先へ優しく磨く
不慣れな方は嘔吐反射を起こす場合もあります。ブラシを口腔内の奥に入れるのではなく舌を前に突き出して奥から手前へと3〜4回程度軽く掻き出すように動かしましょう。
舌磨きの方法を間違えると舌が傷つき、口臭が悪化したり味覚障害の原因になるため適切な方法で清掃してあげましょう!
舌苔をケアしても口臭が治らない、舌磨きが正しくできているかわからない等、気になる症状がある際は、お気軽に当院へお越しの上ご相談下さい。
DH久保
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