大阪市住之江区 アクセス抜群の歯医者 藤浪歯科|根管治療について その3

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歯科コラム
2026/01/27
根管治療について その3

根管治療後の歯はどうなるのか

― 被せ物・寿命・再治療を防ぐために ―

根管治療が無事に終わると、「これで一安心」と思われる方も多いかもしれません。
ただ、実は根管治療は治療のゴールではなく、歯を守るためのスタート地点でもあります。
今回は、根管治療後に必要となる被せ物、歯がどれくらいもつのか、そして再治療が必要になる理由について説明します。

なぜ根管治療後に被せ物が必要なのか

根管治療を行った歯は、神経や血管を失っているため、健康な歯に比べて割れやすくなります。特に奥歯は噛む力が強く、被せ物による補強を行わないと、歯根破折(歯の根が割れること)につながる可能性があります。
そのため、根管治療後には被せ物(クラウン)で歯全体を覆い、力から守ることが一般的に推奨されています。

被せ物の種類と当院の考え方

被せ物には、保険診療の金属冠や、材料の選択肢が広い自費診療のクラウンなどがあります。
当院(藤浪歯科)では、根管治療後の被せ物としてセラミッククラウン、歯の残り具合によってはセラミックアンレーおすすめしています。

セラミッククラウンは、歯との適合性が高く、汚れが付着しにくいという特徴があります。研究では、被せ物の適合精度が高いほど、根管内への細菌の再侵入(コロナルリーケージ)が起こりにくいことが示されています。
見た目の自然さだけでなく、「再感染を防ぐ環境づくり」という観点からも選択されています。

根管治療をした歯はどれくらいもつのか

「神経を取った歯は長くもたない」と聞いたことがある方もいるかもしれません。
実際には、適切な根管治療と、その後の被せ物、定期的なメンテナンスがそろえば、長期間機能する可能性は十分にあります
一方で、被せ物が入っていない、適合が悪い、噛み合わせの負担が大きいといった条件が重なると、寿命が短くなる傾向があります。

再治療が必要になる主な理由

根管治療後に再治療が必要になる理由はいくつかあります。
代表的なのは、被せ物や詰め物の隙間から細菌が入り、再び感染が起こるケースです。また、根管の形が複雑で、一部に感染が残ってしまうこともあります。
さらに、歯根破折が起こると、残念ながら抜歯が必要になる場合もあります。こうしたリスクを減らすためにも、治療後の定期的なチェックが重要です。

まとめ

根管治療は「神経を取って終わり」ではなく、その後の被せ物や管理によって、歯の将来が大きく左右されます。
適合の良い被せ物で歯を守り、噛み合わせや清掃状態を維持することが、再治療を防ぐ近道です。
治療を受けた歯を長く使うために、歯科医師と相談しながら、自分に合った選択をしていくことが大切です。


藤浪

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