〜睡眠時無呼吸症候群〜
平成21年11月8日 (日) 9:30 〜17:00
表題の研修会に藤浪と金澤が参加しました。
新幹線の居眠り運転のニュース(2003年)以降、睡眠時無呼吸症候群(SAS)という言葉は、
広く国民に知られるようになりました。
SASは単にイビキをかいて他人に迷惑をかけるだけでなく、さまざまな事故の引き金となっており社会に多大な損害を与えています。
また、高血圧症・動脈硬化症・心筋梗塞・糖尿病などの生活習慣病の
悪化因子となることも報告されており治療のニーズはたかまるばかりです。
歯科においても2004年度より、SASに対する治療用口腔内装置(Oral appliance:OA)の装置が保険治療として可能となりました。
OAは睡眠時に下顎を前方位にして気道を確保するために用いられ、
その製作と装着は歯科での対応が求められています。
本セミナーで、SASの基礎知識を学び、自分自身のOAを作製しながら、
勘所をまなびました。又、内視鏡の実演・医科で治療に用いられるCPAPのデモ・医科との
連携・保険請求等盛りだくさんのセミナーでした。
《藤浪庸介》