5月22日(土) 午後2時〜
大阪府歯科医師会館 大ホールにて
標題の研修会に藤浪が参加しました。
講師は大阪歯科大学の高橋一也准教授でした。
脳血管障害や口腔腫瘍等を有する患者に対して、
舌接触状態等を変化させて咀嚼機能の改善を図ることを
目的とし、口腔内の形態や空隙を考慮して制作された
床(義歯)型の口腔内装置を装着した場合の評価を保険に
新設されました。
摂食機能療法に伴う舌接触補助床
(Palatal Augmentation Prosthesis :PAP)は、
頭頸部腫瘍による舌の切除や脳血管障害による運動障害を
原因とした舌の器質的または機能的障害によって、
舌と口蓋の接触が得られず発生する嚥下障害、
特に口腔期の改善に有効であり、また構音障害を呈する
患者への効果も期待できる装置です。
本日、PAPの摘要範囲、診断に必要な検査法、製作ならびに調整方法を聴講しました。