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2012/10/05
赤ちゃんと虫歯菌の話


虫歯の原因である虫歯菌(ミュータンス菌)は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。

ところが、歯が生え始める生後6ヶ月頃から感染が始まります。特に1歳半から3歳くらいまでの時期に最も感染し、定着します。この時期は「感染の窓」と呼ばれ、注意が必要とされています。

虫歯菌(ミュータンス菌)は、主に両親の唾液中から、食事中のスプーンの共有などによって子供に感染します。

感染を完全に防ぐのは難しいですが、大量の細菌を感染させないようにしてあげて、虫歯のリスクを減らすことは可能です。

そのためには

両親や同居する家族の虫歯や歯周病の治療、歯のクリーニング
PMTC)などの予防処置をおこない、
 口の中の細菌を減らしておく。

食べ物の口移しやかみ与えをしないようにする。また、スプーンなどの食器を大人と共有しないようにする。

などが効果的です。

お母さん、お父さん、注意してあげてくださいね。

  ≪片岡≫

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