平成17年4月に大阪大学歯学部社会人大学院に入学をし、
本来ならば4年間の研鑽を積み卒業となりますが、
社会人入学、しかも現役の開業医と言うことで大目に見ていただき、
若いDR達に交じり丸8年間在籍させていただきました。
最終学年となる昨年7月に公聴会を終え、今年1月には学位論文審査会にて、
博士論文として認められ3月末に大学院を修了することになりました。
私の論文は、『口腔領域のMRI画像診断におけるIDEAL法の有用性』というタイトルで、
従来の撮影法であるCHESS法とIDEAL法を基礎的・臨床的に比較検討したものです。
審査会では主査の古川教授と副査の由良教授・
寺岡准教授・社准教授に約1時間口頭試問を受けました。
歯学部卒業時から30数年ぶりに緊張した時間でしたが、何とか合格点をいただきました。
論文の数か所を、訂正するようご指導を受けましたので、
それらを修正後、今月末には製本される予定です。
他の方より、少し長めに研究させて頂き、一般歯科臨床とは直接関係しませんが、
この経験をすこしでも、患者様に還元できるよう頑張りたいと思います。
古川教授、村上准教授を始め学位取得にご協力いただいた全ての皆様に感謝いたします。
≪藤浪≫