演題:欠損を拡大しないために
日時:H26.2.22(土) 15:00〜18:00
場所:大阪府歯科医師会館 大ホール
講師:大阪大学歯学部第2補綴 池邉一典 先生
参加者:DR藤浪
抄録:臨床において、部分床義歯の支台歯が次々と失われ、欠損の拡大が止まらない症例と、何年も変化なく良好に維持される症例を経験する。天然歯での咬合が少なく、定期的リコールをうけない人、支台歯では歯冠歯根長比が大きい歯、失活歯が喪失しやすいことが、あきらかとなりました。
また、リスクの高い歯を残した場合の義歯設計についての
臨床的対応策の説明。
最後に、『歯から健康寿命を予測する』というテーマで疫学調査をもとに、
咀嚼困難→野菜果物の摂取不足→心疾患・脳血管疾患
咀嚼困難→肉類・魚類の摂取不足→歩行困難
といったたいへん興味深い最新の研究結果の発表がありました。