日時:5月15日(金)
場所:当院2F研修室
時間:12時30分〜14時
参加者:衛生士7名、受付助手6名、実習生3名
ライオン歯科器材株式会社の歯科衛生士さんにセミナーを行っていただきました。
ライオン製品の歯ブラシや歯間ブラシ、歯磨剤の特徴、歯周病ケアグッズなどのお話を、
スクリーンと資料を用いて紹介してくださり、今まで知らなかった知識を得る事ができました。
このセミナーで教えていただいた商品の特徴や使用方法のコツを、
患者さんに説明する際に活かしていきたいと思います。
以下は実習生の感想です。
歯ブラシの特性を学ぶことで、患者さんに合ったものを選択し改善へ導く事ができることがわかりました。
PCが不良の患者さんには、歯に当たる面積が広く幅広いヘッドの歯ブラシを使用して
PCが良くなった例や、コンパクトな歯ブラシを使用し臼歯部が届きやすくなったり、
患者さんの状態に合わせた選択をし、指導できるようになりたいと思いました。
医院内でセミナーを行っている歯科医院は少ないですので、とても貴重な体験をさせて頂きました。
今ではインターネットですぐに調べられる時代ですので患者さんの知識が豊富になってきていますが、
業者の方に製品について直接細かく教えていただいたことを患者さんに伝わるように
分かりやすく指導できるようにしたいです。
藤浪歯科では患者さんご自身で3分間のブラッシングを行っていただいているので
磨き方や癖、ブラッシング圧などを観察し、その患者さんにはどの様な歯ブラシが合っているのか
考えながら実習していきたいと思います。
主に「SP−Tシリーズ」をより具体的に話して下さり、日本人8割が歯周病と言われている今、
患者さんにとてもアプローチしやすい商品だと分かりました。
SPTとは「歯周病安定期治療」の略で治療後も再発しやすい歯周病とプロフェショナルケアで
セルフケアを支え、再発を防ぐという目的があります。
メンテナンスとの違いは主に「健康管理・セルフケア・プロフェショナルケア」であるが、
SPTは「歯周組織を維持する為の治療・口腔衛生指導・PMTC・ポケット洗浄・
SC・SRP・咬合調整」です。
SPT期のケアを30年行った人と行わなかった人では喪失歯数が9本違うと知り、いかに大切か分かりました。
製品知識を高めるには自分で使用した方が使用感を伝えやすいので、自分で試してみたいです。
《 藤田・平井 》