日時 : 9月18日(金)
参加者 : 院長・Dr冨田・Dr豊栖・Dr林・Dr泉井・Dr眞嶋・Dr勝村
: 士長・DT河崎・DT楠
要旨 : 『メタルフリー』伝達講習
: 『吸着義歯』文献抄読、症例発表
・『メタルフリー』伝達講習 Dr豊栖
内容 ・オールセラミック修復の臨床成績
・オールセラミック修復の注意点と対応策
・オールセラミック修復物の装着方法
・レジンCAD/CAM冠の臨床応用
セラミックの種類
・シリカベースドセラミックス(長石質、リューサイト強化型、二ケイ酸リチウム)
・ノンシリカベースドセラミックス(酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム)
リューサイト強化型→前歯部クラウン
二ケイ酸リチウムセラミックス→前歯部、臼歯部クラウン
セラミックとレジンセメントの接着
セラミック表面の凹凸面による嵌合、化学結合
チッピングへの対応
・加圧成型陶材の使用
・コーピング下側へのカラ—付与
・レジン(エステ二ア)を使用する
ジルコニア接着ブリッジ 5年生存率
・両側リテーナー 73.9%
・片側リテーナー 92.3%
CAD/CAM冠装着のチェックリスト
・支台歯表面、クラウン内面について基本的な臨床術式を遵守すること
症例選択、支台歯形成、精密印象採得、
暫間被覆冠装着、クラウン試適、クラウン装着
・『吸着義歯』文献抄読、症例発表 Dr林・Dr眞嶋
吸着義歯の印象採得
・FBCトレーによるスナップ印象
・吸着の為の各個トレー患者主導型精密印象
FBCトレーで患者の安静時の口腔内を印象する
精密印象は患者に機能運動させて閉口状態で採得する
吸着義歯は、顎堤の吸収が進み床外形を決めにくい難症例に向いている