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2017/02/06
最後の歯科医院
  • 藤浪歯科のスタッフがお見送りした患者様方   

開業当初より当院に通院しておられた(当時)中高年の患者様がご高齢となり、特養や老健などの施設に入所されることが多くなりました。

ご自宅や施設での口腔ケアを継続して希望されるため、
1回往診に出向いています。

患者様とも顔見知りになり、楽しみに待ってくださる方もおられようになってきました。

ところが最近、入所中の2名の患者様が相次いで突然お亡くなりになりました。

長い間口腔ケアをしていた若い衛生士にとって大変ショックなことで落ち込んでしまいました。「せっかく頑張って口腔ケアをしてきたのに・・なぜ??」と言う無力感が彼女たちを落ち込ませたのだと思います。

通院される患者様と違い往診の患者様とは何年も、
何十年も関わることはできません。

でも、お亡くなりになる直前まで、口腔の健康・維持のために患者様方と長く関わりあえたことは医療人として冥利に尽きると私は彼女たちに伝えました。

きっと次からも気持ちを新たに口腔ケアに取り組んでくれることだろうと
思います。

  • 受診される患者様にとって最後の歯科医院になる努力を

最近、前歯のむし歯を主訴に来院された50歳の女性がおられます。

彼女が当院を受診されるのは全く初めてでしたが、昔から顔はよく存じている方でした。

と言うのは、彼女には二人のご子息がおられ、その子供さん達が幼稚園の頃から年に23回定期検診の為に来院されていたからです。

患者様のご自宅は歩いての通院には少し遠く、
当院より
5km程の距離にありました。.

お母さんは「若いころからむし歯が多く、歯にコンプレックスがあったので子供達にはこのような苦労はさせたくない」と一生懸命通院されたようでした。

幸いお母さんの熱い気持ちが通じ、ご子息たちは18歳までカリエスフリーでした。

そしてご子息の高校卒業と同時に歯科の定期検診も卒業され、ここ数年はお会いすることはありませんでした。久し振りに来院されたお母さんから、その時のお話を伺い、感謝とお礼の言葉をいただき最高に嬉しい気持ちになりました。

ところが、ご自身の口腔内は残念ながら欠損が5本あり(一応補綴物は装着)、二次カリエスが多数、歯周病は中程度と言う状態でした。

早速、X-ray撮影・口腔内写真撮影・ST・歯周ポケット検査等の資料をとらせていただき、衛生士さんに歯周病の説明や歯ブラシ指導をして貰いました。

5回程の歯周基本検査終了後、再評価の上最終治療計画をプレゼンの予定です。

ご子息が成人され、今後はご自身の歯の健康に取り組まれるお母さんのために、口腔の健康維持、増進・口腔ケアを目標とした歯科治療を目指し、患者様・歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士と4者で取り組み頑張ろうと思いました。

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当院では皆さまが「お口の中で気にされていること」を改善できるよう尽力いたします。
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