日時:2017年6月18日(日) 午前10時〜午後1時
講師:佐々木 昇先生(尼崎中央病院 歯科口腔外科)
場所:M&Dホール
演題:重大疾患の見分け方〜正確な診断のための診察法〜
講演内容
・ 腫瘍 良性 数ヶ月のスパンで増大
悪性 数週間のスパンで増大
・ 口腔癌は 潰瘍をともなうことが多い。
・ 炎症(感染症)についての一般常識
4大徴候 → 発赤・腫脹・疼痛・発熱
・ 梗結 ——舌 消しゴムのような硬さ!!
・ 経過観察 2週間様子をみる。
・ 間質性肺炎 ステロイド療法の副作用 ⇒ 顎骨壊死
ぜんそく・自己免疫疾患 ・BP・同時投与
・ 視診、問診、触診の重要性について及びその診察に基づく精密検査(X-ray.CT.MRI.etc…) が大切である!!
・ 先生の臨床に基づく症例をたくさん提示されました。(舌癌・歯肉癌・上顎洞癌)
又、一般歯科開業医より紹介された症例で診断に間違いのあった症例(Pericoと診断さ れたが実は上顎洞癌、歯周病と診断されたが実は歯肉癌etc…)などを見せて頂き大変勉強 となりました!
明日からの臨床でたいへん役立つと思います。
藤浪 庸介