私は高校生の時から寝るときに歯ぎしりする癖があるため、マウスピースをして寝ています。それでもマウスピースを装着せずに寝てしまう日もたびたびあるわけで、そういった日が10年も積み重なればとんでもない日数つけていないことになります。というわけで私の歯の凸凹無くなってきており、舌で触ってわかるほど平らになっています。
歯ぎしりは、放置しているとどんどんと歯が削れてしまい、ひどい場合には神経を抜いたり歯を抜かざるおえないことも…実際に歯の神経を抜く事になった先輩の歯科医師が歯ぎしりするんやったらマウスピースは本気でしたほうがいいと仰っていたのをよく覚えています。
そういったことも含めて、大学でたくさんの歯に関する知識を知れば知るほど、マウスピースの大切さを感じるようになり、装着せずには寝れないようになりました。
しかし、ある日の朝、『パキッ』という大きな音で起きると、手には粉々のマウスピース。寝ている間に自分で外して握りしめていたのです。長年使っていたので強度が弱くなっているのもあるけれど、ストレスを相当抱えてるのかな…と感じました。
早くマウスピースが欲しいと焦りながらも、結局割れてから1カ月ほど後に作り直しました。やっと安心してぐっすりと眠れそうです。 《寺田 健人》