日時12/21 18-22時
場所:院内診療室.研修室
講師:松田謙一先生
講義内容:BPSを用いた義歯製作法について
受講者:院長、藤浪先生、冨田先生、平井先生、泉井先生、林先生、勝村先生、横山先生、谷口先生、寺田
DT河崎、DH平井
外部から武下先生、片山先生
今日は先日から5回シリーズで行われている松田先生による総義歯の勉強会の最終回でした。
今回は咬合調整とメンテナンス時におけるチェックポイントについてでした。
今までなんとなく強く当たっているところだけを削合していたのですが、松田先生による実に論理的でかつ私たちでも行いやすい咬合調整方法を実際に披露し、講義してくださり次の日からの診療に非常に活かせそうな内容でした。
今までは入れ歯の不具合は、まず顎の骨や粘膜の状態と入れ歯が合っていないからと決めつけていましたが、まず考えなければいけないことは義歯の噛み合わせ。これを完璧に行うことで痛かった義歯も痛くなくなることがあるのです。それをチェックした後に顎の状態と義歯の適合を見ていく。
この日の講義で学んだことを次の日の診療で実際に2人の患者さんに対して行ったところ、共に上手くいき、非常に噛みやすく痛くなくなった、ということで満足そうな表情で帰っていかれました。
この5回の講義を受けることでDrの総義歯治療はレベルアップしたに違いありません。これからも総義歯に対しての勉強を深めていくとともに、他の治療に対しても関心を持ちスキルレベルの向上を図っていきたいと思います。 寺田