場所:M&Dホール
主催:大阪府歯科保険医協会
テーマ:歯髄炎および根尖性歯周炎の病態と臨床
講師:徳島大学病院 歯科保存学分野 准教授
中西 正 先生
参加者:藤浪庸介
要旨:現代の歯内療法は各種材料や機器の開発により進歩を遂げた。しかし歯内療法で対応する疾患はほとんどが感染症である。2009年AAEは歯髄保存の可否に基ずく分類を提唱した。治療方針に直結しているので実用的であるが、可逆性歯髄炎と不可逆性歯髄炎の移行期にある病態を的確に鑑別診断することは非常に困難である。そのような症例で推奨される治療法が暫間的間接覆髄である。