例年 大阪大学歯学部附属病院の研修医説明会がこの時期に 大学で開催されます。
ところが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策としてオンラインによる
説明会が開催されました。
事前に大学よりEメールでその旨が連絡され、本日Web会議に臨みました。
Zoomというアプリをダウンロードし当院の若いスタッフに使い方を教えて貰いました。
現場に行く時間は省け、スーツの準備もせず、診療室でPCを眺めながら、説明会の様子が見ることができる本当に便利なツールだと思いました。しかし私が初体験であったためでしょうか、例年の説明会のような充実感が私にとっては全くなく、一方通行の説明会に少しガッカリしました。
コロナが終息した後もオンラインによる会議が主流となるのでしょうか?
来年国試を控え、時間がない学生諸君は合理的なシステムと思われたかもしれません。また、上手にこのシステムを利用し、医院の紹介プレゼンテーションをされておられた施設もありました。昨年まで、歯科医師となる希望を持った学生と実際に膝を交えながら、コミュニケーションを図る事ができました。
コロナは、副産物として大変便利なツールを我々にもたらしました。今後状況に応じ、ケースバイケースでこのツールを使うか? 従来と同じようなコミュニケーションを図るか? 今後我々が考えていかねばならない問題だと思いました。
藤浪庸介